8月
8
2015

【キャプチャー AVT-C875】　SDカードを使った単体録画の解説♪

An article by れあ Comments

ゲーム映像などをキャプチャーできる
「AVerMedia Live Gamer Portable AVT-C875 ポータブル・ビデオキャプチャーデバイス」
の本体だけでPCを使わない録画できる単体録画のやり方を解説していきたいと思います。

必要となるのは、
・AVT-C875 ポータブル・ビデオキャプチャーデバイス
・データを録画するSDカード
が必須となります。

機器の接続

まずは機器の接続です。
1.ゲーム機等のHDMIを接続します。
2.テレビやモニターへHDMIを接続します。
3.USBをゲーム機に接続します。(本体の電源をこれで供給します)
4.スピーカー等に付属の3.5mmオーディオケーブルで接続します。

4は接続なしでも問題ありません。HDMIで接続するのがモニターの場合、スピーカーが付いておらず音声が出ないって場合はここにスピーカーを接続すると音をならせるので結構便利です。

この接続が基本となります。
しかし、PS3などはHDCPやマイクロビジョンのコピーガードによりHDMI接続では録画・ライブ配信ができません。
その場合は、AV IN端子を使ってコンポーネントで接続します。

コンポーネントで接続する場合は、1の場所が変わります。
AV INを使ってゲーム機と接続します。

AV INから接続するケーブルは2本付属されています。
1つは映像3本音声2本のコンポーネント端子用ケーブル(上)。
1つはPlayStation用のケーブルになります(下)。

録画データを保存するSDカードをセットします。

録画モードを単体録画モード(SDカード)に設定します。
この切替時には本体が再起動されるため、すでに起動しているとテレビ・モニターに映っている映像が一時映らなくなり、起動が完了すると再度映像が映るようになります。

ゲーム機本体に3のUSBを接続します。
これでゲーム機を起動すると自動的に当機に電源が入ります。

本体起動中は赤い光が時計回りに光ります。
本体が起動すると待機中となり、全体が赤くひかります。
これでHDMI OUTで接続しているテレビやモニターに映像が出るようになります。
本体起動中はHDMIを接続していても本体起動が完了するまで映像・音声はでません。

あとは録画したいときに5を押すと録画が開始されます。
録画中は5の部分が赤くゆっくりと点灯します。
もう一度押すと録画が停止されます。

単体録画モードでは録画の設定をすることができません。
ゲーム機等の映像に依存し録画されます。
映像ファイルの形式はTS（H.264＋AAC）になります。

単体録画モードは面倒な設定がいらずすぐに撮影できます。

SDカードについて

SDカードのフォーマットはFAT32が対応しています。
exFATは対応していないので、FAT32にフォーマットし直す必要があります。
フォーマットは「SDフォーマッター」というのがあるのでそれを使いましょう。
SDフォーマッターは下記のサイトでダウンロードできます。
使い方もサイト上のPDFに書いてあります。

SDカードフォーマッター

AVT-C875 動画ガイド（単体録画モード）

単体録画の仕様

単体録画モード
ハードウエア規格	最高入出力解像度	1920×1080 (60fps)
	最高録画品質	1920×1080 (30fps)
	対応入出力解像度/フレーム	対応解像度/フレーム 1920×1080(60p)、1920×1080(30p)、1280×720(60p)、 1280×720(30p)、720×576(60p)、720×576(30p)、 720×480(60p)、720×480(30p) ※アップスケーリングに対応しておりません。 ※1920×1200のモニターに対応しておりません。
	対応録画品質/フレーム	対応解像度/フレーム 1920×1080(30p)、1280×720(60p)、1280×720(30p)、720×576(60p)、 720×576(30p)、720×480(60p)、720×480(30p)
	録画形式	TS (H.264+AAC)
	カラーサブサンプリング	入力 / 出力(パススルー)：YUV 4:4:4 録画：YUV 4:2:0